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さて、その1を訪ねた翌日、分水工に関する情報を得ようと管理する旭川筋土地改良区を訪問しました。
突然の訪問だったにもかかわらず懇切な対応を頂きましたが、あいにく施設について詳しい方が外出中だったため詳細を知ることは叶いませんでした。
ただ、そこで「うちにもう1箇所同じようなのがありますよ」との情報を得たので早速現地へ。
それがあるのは旭川と秋田道が交差する地点の近傍でした(場所URL:https://goo.gl/maps/Fz3yXiTZDfJ2)。
秋田県道15号を折れ、旭川沿いの道を進むと思いのほか大きな分水工が目に入ってきました。
ここの水源は直近を流れる旭川で、添川頭首工にてそれを堰き止めここへ導水しています。
外旭川の分水工はオリフィス式でしたが、それより規模の大きなこちらは全周溢流式。
この分水工では2つに分水していて写真のように板を嵌め込む溝が6箇所にあり、状況に応じて分水比を変更できるようになっています。
ただ、このときはご覧のごとく仕切りが設けられておらず自然な流れに任せてありました。
これが現在のスタンダードな状況なのかどうかについては不明です。
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