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Re:蓮の香りを調べた、

 投稿者:イマニシ  投稿日:2009年 7月28日(火)11時12分9秒
返信・引用
  上村さん、山本さん、池上さん、いろいろご説明有り難うございました。
山本さん、「月の兎」の由来、そうだったんですか。蓮にはたいへんな種類が有るようですけれども、ひとつひとつ作出の由来などを伺うととても面白いです。私も漢蓮が種を作れそうな際に、交配してみたくなりました。
写真は、今年咲きました実生の小さなお花です。(蜀紅蓮×クリスタルビューティ)
池上さんの錦蕊蓮のお写真、ほんとうに違う品種のようです。
山本さん、妙蓮も香りがあるというお話は不思議ですね。私ももう少し蓮の香りについていろいろ調べてみようかと思っています。
事務局様、文献のご紹介有り難うございました。どれも全部、是非読んで見たいものばかりなのですが、どちらで入手/閲覧が出来るのでしょうか?特に「1985〜1989年東京大学緑地植物実験所の49種の蓮の香りを分析していますが」論文がどこかで読めるのでしょうか?
 

雲南地湧金蓮

 投稿者:池上正治  投稿日:2009年 7月28日(火)04時19分59秒
返信・引用
  はハスではありません。本欄の6月24日に、「福岡在住者H」さんから、久留米市の某ナーセリーにて本日より花蓮展、との情報が寄せられました。友人で、やはり久留米の住人であるEさんに調べてもらいました。2回にわけて回答がありました。
場所は、「道の駅くるめ」ちかくの平田ナーセリー。
会場の写真も何枚か添付されてきました。園芸店を思わせるようなバックで、ピンク系の蓮の花がいくつか咲いています。Eさんは、それらの花よりも、下の花が印象的だったようです。その名も雲南地湧金蓮ですが、これはハス(科)ではなく、バショウ科のムラーセ・ラシオカル、雲南省が原産で、高さ100メートルにもなる多年草です。日本では、漢字をそのまま読んで、チユウキンレンだそうです(大阪のYさん、ご教示、ありがとう)。
 

きわめつけの瑞祥

 投稿者:池上正治  投稿日:2009年 7月28日(火)04時16分11秒
返信・引用
  です、双頭蓮(そうとうれん)が咲くとは! 関根さん、おめでとうございます! 富士山をバックに咲く双頭蓮の写真、是非、お願いします。品種は何ですか?
中国では双頭蓮のことを、並蒂蓮(へいていれん)とよびます。蒂とは、ヘタのことで、それが並んで咲いた蓮という意味です。左右が対称になること、美術でいうシンメトリーを、中国人はとくに好みます。並蒂蓮はそうした美観に、ぴったりです。
広東にある三水荷(蓮)花世界のことは、『蓮100の不思議』第208頁に書いておきました。蓮のテーマパークとしては、中国で(すなわち世界で)屈指の存在です。並蒂蓮すなわち双頭蓮は、三水荷花世界のシンボルです。そこで発行されている『並蒂蓮』は、
  蓮は並蒂を欣(よろ)び、情は結び、心は同じ(高占祥)
  丹(あか)き心の並蒂、玉の蕾は春を生じる(王子忠)
  並蒂蓮が盛んに開(さ)けば、好き事、自然と来る(黎雄才)
などの献辞とともに、並蒂蓮のシール(下)や、中国をはじめとする各国の蓮の切手(実物!)で構成されています。わが家の宝の1冊です。
 

双頭蓮

 投稿者:関根美千子  投稿日:2009年 7月27日(月)23時25分51秒
返信・引用
  三浦様 池上様 上村様
家の庭に双頭蓮が咲きます 撮影に来ました友人が、「なんと!花が2つ咲き、一本の茎から葉も2枚とは、驚いた」。 私は、今日まで葉が2枚出ているとは、気が付きませんでした
三浦先生これは、おめでたい事でございますよね 咲きましたら写真お送ります
山本和喜様 静岡の関根でございます 8月7日のびわ湖花火大会と8日の淀川花火大会には、桟敷席より楽しませていただくんですよ。花火と言えば、蓮にも花火と言う名の綺麗な
八重の蓮がございますね。
 

紅がに

 投稿者:埼玉の笛木  投稿日:2009年 7月27日(月)22時31分37秒
返信・引用 編集済
  山本様
「絹留」の名前の由来のご説明、ありがとうございました。
本日は「紅がに」が開花致しました。面白い花ですね。

錦蕊蓮は、名前の由来が気になっていた蓮の一つですが、非常にスッキリしました。
 

蓮の香りを調べた、

 投稿者:事務局より  投稿日:2009年 7月27日(月)22時11分30秒
返信・引用 編集済
  元資生堂の蓬田勝之氏の「蓮の香り」には、「前略、ハスの香りは、雄蕊が決め手のようです。花弁にも香りがありますが、全体的にはあまり関与していません。後略」とあります。蓮の香りについては(「蓮の花の香気成分」『香料』(No.201 1999.3)、『蓮の話』3号 1998年)を参照ください。1985〜1989年東京大学緑地植物実験所の49種の蓮の香りを分析していますが、妙蓮は含まれていなかったようです。

池上様
錦蕊蓮の下の写真、今年(2009)の第2花、3日目(7・26)の蓮実が花托から5〜6ミリ飛び出しているのは、大賀一郎先生の「蓮花の異形雌蕊と子房面の一突起に就いて」(『植物及び動物』1934年)では、これも奇形のようです。花弁になりきれなかったのでは?。
 

補足写真

 投稿者:山本和喜  投稿日:2009年 7月27日(月)13時11分22秒
返信・引用
   池上様、分かりやすい写真を送信いただき、御礼申し上げます。まさに錦蕊(奇形)と正常花(微妙に稔性がない花のようにも見えますが…)ですね。僕の説明文を読むより一目瞭然です。上村様のご指摘通り、どのような条件の下で咲き分けるのかは調べたことがないので、何とも言えませんが、品種の特性+環境条件によることだけは確かだと思います。
 上村様へ…葉の香りに関することですが、香は一般的に雄蕊から放出されるとありますが、花弁しかない妙蓮(多頭蓮)にも良い芳香があり、いつも疑問に思っております。何か妙蓮の香りについて詳細な文献などは、ないものでしょうか?
 笛木様…‘絹留’の開花、ご報告をいただき、ありがとうございます。
名前の由来についてよく聞かれるので、簡単に説明させていただきます。母方の祖母が亡くなった際に追悼品種として命名いたしました。名前の由来は、先に亡くなった父方の祖母「きぬ」と母方の祖母「トメ」の名をくっつけて、両祖母の追悼品種として命名した品種になります。
 

錦蕊蓮、こんな理解で

 投稿者:池上正治  投稿日:2009年 7月27日(月)09時25分0秒
返信・引用
  いいですか? 山本さん!
上が、いわゆる(奇形。雌蕊が花弁化した)錦蕊蓮。
下が(本来の、いわゆる正常の)錦蕊蓮。
上は、昨年(2008)の第1花、2日目(7.20)です。
下は、今年(2009)の第2花、3日目(7・26)。いずれも、中台小学校で咲いたもので、親レンコンの提供者は南会長です(08年5月末)。
また、錦蕊(ないし蘂)蓮の「蕊」ないし「蘂」について。蘂は、漢和字典で「蕊に同じ」とあり、私見ではわざわざ難しい字を使う必要はありません。いまどき学ではなく、わざわざ學を用いるのは、かなり特殊なケースです。小生は、錦蕊蓮、とします。
 

蓮の葉の匂い

 投稿者:上村皓彦  投稿日:2009年 7月26日(日)23時50分53秒
返信・引用
  「西湖紅蓮」は葉からの匂いが際立っているという、南会長の指摘があり、
何回か体験しました。しかし今回の観蓮会の折笛木さんに説明し、案内した実験所の
西湖紅蓮はこのとき特別に、匂いを感じる程ではありませんでした。
匂う時に条件があるのでしょうか?もう少し調べる必要がありそうです。

雌蕊の花弁化について
大賀先生が「植物及び動物」に「連花の異形雌蕊と子房面の一突起に就いて」「再び蓮花の異形雌蘂について」書かれたのは1934・35年のことです。

蓮図譜に出ている品種名をあげて、八重咲品種に多いことは述べられていますが、
発生の条件などについては記述はありません。
雄蕊が花弁化することが遺伝的に安定していて、雌蕊が花弁化する変化が不安定なのか?や
変化の条件を科学的に調査した記録は、みていません。
いずれにしろ、「漢蓮」は江戸時代から現在も「異形雌蘂」が普通に見られる品種です。
「重台蓮」では雌蘂が花弁化するのが安定しています。

植物学・育種専門の方の、解説お待ちしています
 

実家は、花盛り。

 投稿者:山本和喜  投稿日:2009年 7月26日(日)23時06分34秒
返信・引用
  この土日、実家の小浜へ帰省しておりました。当家の蓮‘若狭又五郎蓮’は、夜温が低いことが良いと見え、今年はよく咲いており、嬉しい限りです。また、中台小学校(東京)へ転校した‘小舞妃’も人気者になっている様子、嬉しい限りです。実家の同品種は、立ち葉が出る頃、鹿に一度食べられたこともあり、その後、復活。ようやく花が上がってきており、旧盆まで開花してくれるのではないかと思われます。実家周辺は、奈良公園より、沢山の鹿がいます!!父と母が必死で鹿避けの囲いを設置してくれ、一難を逃れました。
花托(心皮)における弁化の有無の件ですが、八重咲きの品種は、植物学の視点から見ると、奇形に属します。人間の手により、奇形が選抜され、完成度の高い八重咲き品種は、森さまのおっしゃられる通り、鉢の大きさ、肥料など、その他の条件に左右されずに八重咲きの花のみを咲かせます。ただ、蓮は複雑な交配を繰り返し、品種的に固定されていないものを蓮根による増殖が可能であるがため、無理矢理、品種と位置づけている傾向の強い植物です。花弁数増加のメカニズムの多くは、雄しべや心皮が何らかの条件で奇形となり、花弁化することによります。八重咲きが好きな中国で作出された品種に多く見られる特徴として、同じ蓮根から生育した茎葉から咲く花に、正常の花托を持つもの、奇形である、心皮も花弁化してしまったものの両方が出る品種が存在します。これは、碗蓮を大きな容器で栽培した時に、同じ品種の花?と思うこともしばしば。古典品種の有名なものに、‘漢蓮’や‘錦蘂蓮’があり、当会元顧問の内田又夫先生も、稀に‘漢蓮’が正常な花を咲かせるから、実ったときは、実生してみよう!と言っておられました。その結果、誕生したのが、‘月の兎’になります。このように、不安定な品種は、確かに栽培条件により花姿が左右されるようですね。正常に咲いた‘錦蘂蓮’の花を指さし、どこが錦蘂?とよく質問されます。錦蘂とは、心皮が奇形となり、中途半端に花弁化したときの色を指すようで、品種の説明をするとき、困ることが確かにあります。
 

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