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> No.728[元記事へ]
イマニシさんへのお返事です。
レンコンの形成についてですが、近年まで、熱帯性の蓮はレンコン(越冬芽)をつくらないとされてきました。僕の経験では、日本において、いくら水温を30℃に保ったとしても、光の強さが弱くなる12月には、生育を停止してしまい、直径2cm程のレンコンを作り、休眠状態に入ります。ただ、葉はある状態を保ち、花は勿論、咲きません。ただ、1ヶ月もしない内に新たな浮き葉を展開し始め、5月上旬から再び開花します。水温が5℃以上ないとレンコンをつくることも、生育の継続も不可能となり、枯れてしまいます。近年まで、整った設備がない場所での栽培例しかなかったため、熱帯性蓮はレンコンの形成がみられず、冬に枯れるというのが定説になってしまったようです。僕の職場では、今年で3回目の冬を迎えます。光が弱くなってきたため、そろそろ花も終わりに近づいて来ました。オーストラリア野生蓮以外にも、三浦理事からご恵与いただいた、タイの熱帯性を示す園芸品種も、未だ元気に開花しています。中国の張先生とも、お話したのですが、熱帯性蓮という言葉は、適切ではないのですが、今のところ、妥当な文言がないため、とりあえず使用させていただきました。熱帯性蓮は、分根のタイミングが難しいのと、低温多湿から、通常なら心配のいらないうどん粉病がでるので、その2点で困っています。
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