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原宿の太田記念美術館で「江戸園芸 花尽し」展が開かれています。江戸時代の園芸ブームは、世界に類を見ないほどの隆盛でした。公家や大名をはじめ庶民の間に大流行しました。そんな風景を絵師たちは、浮世絵に描いています。蓮は2点しかありませんでした(前期1、後期1)。
展示作品は、着物に描かれた植物、鉢ものを行商で売り歩く様子、きれいな鉢に植えて室内に飾る風景など多彩です。おもな植物は、青万年、春蘭、朝顔、斑入り植物など、盆栽の植物を描いたものが主ですが、ボタンやアヤメなどもたくさんありました。このような江戸園芸の摺物をたくさん見られる展示は初めてではないでしょうか。肝心の蓮の絵は、広重の「東都名所 上野不忍蓮見」(後期展示)と、世にも不思議な、歌川国盛「とうもろこしに蓮の花咲く図」(写真)です。このような事はあり得ませんので、噂が噂を呼びまことしやかになったのではないでしょうか。後期の展示に「とうもろこし鶏に化けたる図」もあるようですし、ほかに「松に蓮の花が咲いた」の図もあるようですが未見です。
前期、後期に別れていますが江戸園芸に興味ある方は必見です。
太田記念美術館 新宿駅から5分(原宿交差点の近く)
問合せ ハローダイヤル 03−5777−8600
前期は、10月25日(日)まで。後期は11月1日(日)〜11月26日(木)
観覧料 ¥1000.
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