会員・非会員を問わない「蓮」に関する意見交換の場です。
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春信の蓮が
投稿者:
三浦功大
投稿日:2009年12月 4日(金)09時16分8秒
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渋谷の「たばこと塩の博物館」で、「浮世絵百華」 前期<12月13日(日)まで> 「これぞ浮世絵! 平木コレクションの優品・名品・稀品展」が開催されています。
展示は浮世絵と絵本です。展示されている、平木浮世絵美術館所蔵の浮世絵のほとんどが、重要文化財、重要美術品に指定されている、保存状態のすばらしい作品ばかりです。中に1点、鈴木春信の「風流六歌仙 僧正遍照」(はちす葉の にごりにしまぬ 心もて、なにかは露を 玉とあさむく)がありました。
入場料¥300円です。
たばこと塩の博物館 03-3476-2041
咲くやフォトコンテスト
投稿者:
山本和喜
投稿日:2009年12月 2日(水)19時56分57秒
返信・引用
昨日より、咲くやこの花館(大阪市鶴見区)のフォトコンテスト入賞作品展が始まりました。植物園ということもあり、植物を撮影した写真であることが必須条件となっている写真コンテストです。 当会の理事である土肥様の作品が、海外撮影部門において入選されたことは、すでに池上理事からのご報告により、皆様ご存じかと思います。作品展は、12月1日(火)〜翌年2月7日(日)まで開催しておりますので、是非、足をお運びください。表彰式は翌年1月24日(日)で、授賞式に土肥様が出席される予定です。
ちなみに、館内のロータス・ガーデンでは、現在もハスの立ち葉が茂っております。11月29日の開花を最後に、今年の花も終了を迎えました。
作家の よしもとばななさんが、
投稿者:
三浦功大
投稿日:2009年11月29日(日)10時16分0秒
返信・引用
編集済
『毎日新聞』朝刊(画・大野舞)に、ご自身の住んでいる下北沢について、「もしもし下北沢」のエッセイを連載しています。11月28日(土)の「もしもし下北沢」に、わが会の丹羽会員のことが載っていましたので紹介します。
文章の最後の園芸の話で「このあたりで蓮にくわしい丹羽さんっていうかっこいい植木屋さんがいるのよ、その人が家まで来て、ちゃんと肥料も配合した土を使って蓮を蓮を植えてくれるんだって、楽しみだよね、夏、窓辺に蓮の大きな花が見えたら、すがすがしいよね」。(後略)。
丹羽会員からは、よしもと宅で蓮を育てていることは、以前からお聞きしていました。
日展の蓮
投稿者:
三浦功大
投稿日:2009年11月25日(水)08時12分42秒
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秋恒例の 日展 が、六本木の国立新美術館で12月6日(毎週火曜日休館)まで開催されています。展示数は約3000点だそうですが、蓮図は日本画、洋画、染色で10点ほどありました。
全体的に、日本画は低調でした。洋画の方は活気があるように見えました。
写真は、染色、丹下雄介「蓮・物語」です。
北限の蓮調査
投稿者:
土肥 哲英
投稿日:2009年11月22日(日)12時29分58秒
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編集済
花蓮のシーズンも終わり、敗荷の時期を迎えています。大阪の「咲くやこの花館」では1年中いろいろな花が咲きそろっていて、蓮の蕾も立ち上がっているとのことです。
最近、今年の写真データ整理に追われて蓮のHPから遠ざかっていましたが、久しぶりに開いたところ、池上氏の投稿が掲載されていて、私の撮影スタイルまで添えられています。「謝謝、謝謝!」です。撮っている自分が撮られているとは…、全く気が付きませんでした。
私事で恐縮ですが、ここ数年は主として山の写真を撮り続けてきましたが、この8月に地球の北限の蓮調査に参加する機会を得ました。この計画全体の報告は、来年1月の機関紙『蓮文化だより』に載せられることになっています。私は残念ながらロシアまで足を延ばす日程がありませんでしたが、同行の人から「咲くやこの花館」のコンテスト応募(海外の部)の勧めがあり、期限ぎりぎりに間に合ったのが今回の入賞作品です。
「その場にいなければ写真は撮れない」とはごく当たり前のことですが、今回、このようなチャンスを作っていただいた方々に厚く御礼申し上げます。入賞作品は、中国・黒龍江省の虎林にある「月牙湖」で撮影したカットです。黒龍江省では肇源という地の「蓮花湖」も訪れました。ここもよく整備されていますが、この「蓮花湖」の中には女性像が見られました。この地には蓮の仙女伝説が残っているとのことです。湖畔に建っている管理棟のトイレの壁タイルには、添付画像のような女性画がはめ込められていました。
再び、周茂叔愛蓮図
投稿者:
三浦功大
投稿日:2009年11月22日(日)08時52分22秒
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11月14日の蓮談義で出光美術館で展示されている(12月20日まで)「周茂叔林和靖屏風」の愛蓮図を紹介しましたが、今秋、もう二幅の周茂叔愛蓮図が、横浜の「三溪園」と足利市の「草雲美術館」で展示されています。どちらも初見です。
1点は、11月30日まで、横浜の三溪園で、「原三溪と美術 ─ 蒐集家三溪の旧蔵品」が開催されています。実業家で美術品を愛した、原三溪(本名 富太郎 1868〜1939)が、生前に収集した膨大な美術品が、戦後、文化庁や諸処の美術館に買い取られましたが、今回、主な旧蔵品が里帰りして展示されています。これらの中には国宝や重要文化財に指定されているものがたくさん有ります。三溪が所蔵していた中に、室町時代後期の画僧の、小栗宗丹筆「周茂叔愛蓮図」(写真上 部分)がありました。蓮図の白眉は、孔雀明王像(国宝 東博蔵 平安時代)でした。他の蓮図は、白描楊柳観音図稿本(鎌倉時代)、宮本武蔵「蓮池翡翠図」(三幅対の内 江戸時代)、原三溪「敗荷」(昭和3年)、渡辺華山筆「十友双雀図」(文政9年)などが展示されています。
もう1点は、足利市出身の文人画家、田崎草雲(1815〜1898)の住まいを美術館にした、草雲美術館で「草雲の継承 ─ 翠雲・柳渓・魯牛」展が開催されています。(〜12月20日まで)草雲の弟子の小室翠雲筆「周茂叔愛蓮図」(写真下 部分 個人蔵)がありました。同題画ですが絵柄の違う小室翠雲筆「周茂叔愛蓮図」は、『蓮文化だより』9号に掲載しています。草雲が使用した画室には「蓮岱画屋」(どうゆう意味なのかどなたかご教授ください)の扁額が飾ってありました。
土肥さん 入賞おめでとう
投稿者:
池上正治
投稿日:2009年11月18日(水)05時05分22秒
返信・引用
編集済
ございます。蓮文研会員の蓮の写真が入賞したことは、蓮文研の誉れです。
こちらの記憶にまちがいが無ければ、あの写真は、去る8月5日早朝、中国最北の黒龍江省の東部、1筋の川を隔ててロシア、という虎林にある月牙湖のものでしょう。まさに「北限の野生蓮」という景観でした。念のため、入賞作品にたどり着くまでは:
咲くやこの花館(で検索すると、公式ホームページが出ます)
→ (トップページから)咲くやこの花館ニュース
→ 新着情報 → 2009フォトコンテスト入賞発表
→ 第13回咲くやこの花館フォトコンテスト
「部門2」花と緑をテーマに海外で撮影したもの「海外優秀賞」
と進んでください。そこに見事な、土肥哲英さんの写真があります。ところで、写真を撮っている人は、忘我の境地というか、自分が被写体になっていることなど気づかないものです。その証拠を1枚、下に。
ユートピアと蓮
投稿者:
三浦功大
投稿日:2009年11月14日(土)10時13分19秒
返信・引用
編集済
出光美術館で「Utopia ユートピア 描かれし夢と楽園」(12月20日まで)展が、開催されています。楽園、理想郷に興味ありますので見てきました。
展示は、1 夢ものがたり─夢見と夢想、そして幻想。2 描かれし蓬莱仙境─福寿と富貴。3 美人衆芳─恋と雅。4 花楽園─永遠なる四季。の4部構成でした。
パンフレットには、「本展では、ユートピア(理想郷)をテーマに、絵画、工芸の優品、約60件を展示し、古来描かれてきた<夢>と<楽園>の知られざる特質を探ります」とありました。ユートピア(理想郷)は、人々の永遠のテーマですので、どのような展示品が並ぶのか興味しんしんでした。企画力は評価しますが、展示作品から理想郷をイメージするには
難しいように思いました。
蓮の展示品は、「青白磁刻花蓮池文枕」(景徳鎮 南時代)、山本梅逸筆「四季花鳥図屏風」(1845年)、写真上。
狩野深幽筆「周茂叔林和靖図屏風」(六曲一双の内)・周茂叔が絵描かれている右双の展示は11月29日まで)なお、右双の周茂叔図は、『蓮文化だより』8号の「蓮が描かれた世界3」で紹介しています。写真下。
柿右衛門『色絵周茂叔愛蓮文大皿』(江戸時代前期)がありました。
装丁に蓮の花の書籍
投稿者:
三浦功大
投稿日:2009年11月10日(火)12時01分16秒
返信・引用
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蓮の花の表紙の書籍を少々集めていますが、最近入手したものを紹介します。
左。『蓮は咲き乱れる』(しの発行 2005年)、表紙が蓮の花だったので、求めましたが、本文の冒頭に「白蓮の姿は酷く可憐で。ああ、綺麗だ。微笑みながら、ずっと昔のことを思い出していた。まだ花開く前の、迷い咲きの白蓮の姿を」とあるだけで、後は蓮はでてきません。
中。『うえの』(2004年7月号)、ごぞんじ、不忍池ですが、蓮の花と、バックは合成でした。
右。 松乃藍 著『蓮花(はすはな)の散る』(二見書房 2009)内容は捕り物の時代小説で、表紙が珍しかったのとタイトルに蓮花がついていましたので、内容に期待しましたが、蓮の花の描写は1ヵ所「ごらん蓮が満開ですよ」しか出てきませんでした。
少々長いですが、
投稿者:
三浦功大
投稿日:2009年10月30日(金)18時03分16秒
返信・引用
編集済
読書週間だそうですが、最近読んだ下記の本の〔俳諧は花の街道〕の項に「蓮の花」(82〜85ページ)の章がありました。少々長いですが紹介します。筆者は一茶の研究家のようです。
伊藤晃著『小説・信濃の一茶のいる風景─「花」の面影のほとり』(2008年 講談社出版サービスセンター)
17 蓮の花
さわやかな水音に誘われて、一句できた。
せゝなきの樋(とい)の口迄蓮の花
音ともいえない音の、「瀬々鳴き」(せせらぎ)が、情趣深い。花は紅白、蓮池を一巡してくると、番屋の文蔵老夫婦が酒の支度をして待っていた。
「いやいや、見事な花の苑。蓮もいいね」
信濃の一茶は、感動を大きな声にした。月船(げっせん)は、ただ笑っている。
降りはじめたばかりで、まだあまり濡れていない一茶と月船の傘を、迎えた文蔵が受け取ってすぼめる。
「さァ、どうぞこちらへ」
用意の小座敷へと二人を導くには文蔵の女房で、そこからも蓮池が一望できる。
「ま、こんなところで一杯やるのも、たまにはよござんしょう」
もてなす月船の顔は、丸くにこにこ光っていた。二人は同年輩で、気心が会う。
「それにしても豪勢なもんだね、月船どん。花見のできる蓮池をもっているなんて、そうざらにあることじゃない」
かねて聞いてはいたのだが、実地にみて、一茶は心底感心した。「番人付きの池」と言おうとして、文蔵の手前慎んだ。夫婦はここに、寝泊まりの家まで与えられている。
座に落ち着くと月船は、また池づくりの苦労話をした。それが面白い。
「七年かかりましたね。田圃を買って、掘り抜き井戸を掘って、土手を築いて、垣を結い、蓮根を植え、また蓮根を植え……。しかし、時に花見のお客さんは押し寄せても、茶代も置いて行かないようで……。
月船は愉快そうに笑った。むろん、「茶代」は冗談である。そして、付け加えた。
「文蔵どんが、はじめからよくやってくれました。おつねさんも……」
一茶の胸には、また一句浮かんだ。
けふもけふも茶をたふされつ蓮の花
使用人を呼んで「どん」「さん」とする月船に、一茶はあらためて敬意を覚えた。下総布川の廻船問屋、豪商伊勢屋善兵衛こと古田月船の人柄、そして商売繁盛の花が咲く根っ子のところを、ゆくりなくも見せてもらったような気がした。「おつねさん」は文蔵の女房の名である。
その「おつねさん」のお酌で、真昼の小宴は進んだ。蓮の花の香に包まれて、これは極楽のようである。
「池の水がゆっくり西へ流れていたのは、東の端にあった掘り抜き井戸のせいなんだね。落ち口では音立てて、せせらぎになっていたっけ」
一茶は「せせなき」の句の情景を思い浮かべて、雨の向こうを振り返る。
「ああ、あの流れの具合も、毎日文蔵どんがみてくれています」
「文字通り花守だね」
顧みると当の文蔵は、盃を手にして小さくなっている。
「花守 ─ はよかった。宗匠。たしかに花守ですよ。この人たちは」
言われて、「花守」がわかったのかどうか、ぎこちなく月船に酌をして、「おつねさん」ばかりがにっこりした。若いころの魅力を偲ばせるものが、なお女の口元に漂う。
「実はね、宗匠。 この二人には、本当にお花ちゃんという愛娘がいたんだよ」
月船は急に、そんなことを言い出した。
「だ、旦那様。そ、それは……」
慌てて、月船を拝むようにした。止めてくれというのである。
「そうかそうか、わかった─」
すぐ月船も話を止めた。隠された事情の深さを思わせて、心なしか文蔵の顔色が変わったように見えた。
河岸の伊勢屋の本宅に帰って、一茶は月船から聞いた。文蔵夫婦の一人娘の「お花ちゃん」が、二十年も前の金比羅様の祭礼の晩、人掠いに掠われたとは表の話で、実は地方(どさ)回りの若い旅役者と駆け落ちして、今はどこか他国で暮らしているらしいということを。田舎には、よくある話である。
日記を兼ねた『享和句帖』を書きはじめて二日目、享和三年四月十二日、一茶は布川辺にいた。蓮の句四句を連ねる。
十二日 雨
せゝなきの樋(とい)の口迄蓮の花
二日ぶり夜は明けにけり蓮の花
蓮の香をうしろにしたり岡の家
けふもけふも茶をたふされつ蓮の花
なお、古田月船の次の句は有名である。
花守が余所(よそ)の花見る月夜かな 月船
写真は紅白の蓮の花咲く蓮池です。埼玉県日高市にて2009年7月。イメージ写真です。
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