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羊であった母親が塵に還ってから10年・・・
インターネットの時代になっても、いまだにエホバの証人の話題が物議を醸しているとは、逆に驚きを覚えています。
なにしろ、「クレヨンしんちゃん」の作者、臼井 儀人氏の死亡報道を知るまで、自分が2世である事などすっかり忘れて、それなりに普通に生活していましたから、この10年間。
さて、我が家の場合はと言いますと・・・
最も大きな「被害」を被ったのは、僕や弟よりも、母親本人でした。
と、言いますのも、母親がバプテスマを受けてから数年後、精神分裂病(現在の統合失調症)を発症したからです。
その経験を踏まえて、僕は今でも他人に対して公言しているのですが、「どんなにキテレツなカルト宗教信者であっても、本物の精神病患者に比べれば、まだ交渉や改心の余地がある」という事です。
母親の奇怪な行動は、もはや宗教的信念云々のレベルなんて遥かに超えていました。
親戚宛てにわざわざローマ字で書いた手紙を送りつけた事に始まり、家の前を通る通行人を全て悪魔崇拝組織のスパイだと思い込んでは家中のカーテンを締め切り、終いには普通にスーパーマーケットに買い物に行く事さえ出来なくなりました。
つまり、エホバの証人以外の「この世の人達」と接する事が、全く出来なくなってしまったのです。
なにしろ、父親が精神科に連れて行った時に、医師から「どうして、もっと早く連れてこなかったんですか!?もっと以前からおかしかった筈ですよ!?」と怒られたそうですから。
そんな状態でしたので、僕と弟は早くから、「宗教が引き起こす家庭崩壊は、信者本人が『自分の世界』に入り込み過ぎて戻って来られない事に原因がある」と認識していました。
さて、現在、エホバの証人の親と同居している2世の皆さん。
単純に、家を出て一人暮らしを始めて下さい。
もちろん、行き先を告げてはいけません。
まだ義務教育の過程にある小中学生であれば、遠慮なく親戚、学校、警察、市区町村役所に駆け込んで下さい。
騒ぎは大きければ大きいほど良いです。
言葉で反論するのではなく、行動で示すというのが重要なポイントです。
皆さんがどんなに言葉で反論しようとしても、それは「家庭内」という土俵の上です。
つまり、信者本人の「私の世界」の中です。
しかし、その土俵の上から一歩外に出れば、そこは「この世」という別の世界です。
自分の子供が「私の世界」から離れて初めて、信者である親は「自分の躾け方に行き過ぎがあったのでは」と考える余地が生まれます。
少なくとも、僕の母親のように精神病のレベルまで至っていなければ、考える事はする筈です。
相手が宗教だから、親だからと必要以上に畏怖したりせずに、「私も一個の意志ある人間なんだ。行動できるんだ」と、自分に言い聞かせて下さい。
言葉よりも、まず行動です。
http://mamorizm.livedoor.biz/
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